入浴してる私がおかしいのか・・となってしまう(入院レポ)
こんにちは。元気な女オタクよ。
しかし、一昨日から元気がなくなり入院することになってしまいました。
原因は卵巣か盲腸の細菌による炎症ということです
あんまりはっきりしていませんが科学も完璧ではないということで・・
卵巣か腸、どちらにせよ抗菌薬を打って様子見することとなり婦人科に入院しました
入院生活は(給料が出ないことを除けば)快適なんですが
点滴を打って生活していると入浴するときに一旦看護師さんを呼んで点滴チューブを外してもらわないといけないんですよね。
で、いつも看護師さんが忙しそうで・・呼ぶタイミングが分からず心労がありました。
入らないっていうのもありではあるんだけど、私が臭くなったら迷惑だし🤔
3日目にして点滴が常時では無くなったのでこの悩みとも解放されたんですけどね。
「下北沢バックヤードストーリー」は少年漫画における修行編を35歳がやっている漫画
こんにちは。
漫画大好き女子(真顔)です。
最近読んだ「下北沢バックヤードストーリー」という漫画が面白かったので話をさせてください。
表紙のおっさんの絵が良い。
まずね、この漫画の悪いところというか、ギョッとするところを言うと「オタクの中のオタク部分を接待する」気が全然ないんですよね。
登場人物にこういう要素があれば好きになってもらえるだろうという計算がない。
こんな展開見せられたら感動しちゃうよ〜〜みたいのもない。
いや、私がわかってないだけであるのかもしれないですけど。
むしろ、
漫画読んでるオタクはこんなインモラルな性体験も恋愛経験もありませ〜〜〜ン💢
置いてけぼりで〜す💛
ってなる。
じゃあ何がフックとなってページを手繰らせているのか?
それは、私も(主人公の)椹木35歳におんぶに抱っこで成長したい!からです。
啓蒙漫画ですこれは。ビジネス新書です
実は、この漫画は古着漫画であると同時に主人公が別居中の彼女と復縁するために頑張る圧倒的成長・圧倒的感謝・漫画なんですね。
そんな漫画面白いわけないだろ!....いや、読んでみないとそれはわからないよね?
だから、読んでみよう。検証してみよう。日々感謝を忘れないようにしよう。
話の構成は、
過去の失敗した恋愛である元カノに主人公がどんどん会いに行って話を聞くことで成長をしていき、最終的に今カノに戻ってきてもらうことをゴールにする!
というものです。
文章にしたらわかりますが最悪の修行編です。
相手への迷惑を考えてないんですよね。元カノに会うってこと自体が攻撃だぞ!っていう・・。でも漫画は文章だけじゃないので大丈夫です。よかった〜
そんな修行を実行してしまうぐらいには主人公は愚かなので、合わない人もいるとは思います。ただ、そういう不快さに耐性がある、フィクションだと割り切れる漫画読みの方なら楽しめると思うので、ぜひ1巻だけでもね、どこかで読んでいただければと思います。
2巻の方が不快指数低いです。
おすすめの漫画の話をしているのに、まず悪いところを書いてしまいました。
いいところの感想も書いてみようと思います。
・古着の話が面白い
古着漫画だからね。
でも本当にストーリーとうまく絡まっていて、話が進むにつれ主人公の古着に対する歪な愛の形が浮き彫りになっていくのがリアルでいいです。
私の話ですが、山手線に居た熟女が履いていたカッコいいレースアップブーツを求めて一ヶ月ずっとネットとリアルを彷徨っていた(ディグっていた)大学一年の頃の服に対する熱量を思い出しました。今はそこまででなくとも、服が好きだった時期がある方には面白い漫画だと思います。
また、古着を通して「好きなことを仕事にした人あるある」もよく描かれていると思います。幸運にも元々好きなことを仕事にしてしまった方はこの漫画でアイロニーを感じてください。
・こういう人(私の中に)いる〜!
人物描写が巧みなんですね。
主人公の古着屋で雇われているバイトの大伴くんは恋愛マウントを吹っ掛けられると幼稚舎時代、痴女に喰われた経験(?)を引き合いに出して「俺の方が恋愛市場において上だ!」と売り言葉に買い言葉で返しているのに、別の場でその経験をいざ引き合いに出されると極度に嫌がるのですが、この描写本当に鋭いな〜・・と思って。
恋愛・性に関することってあまりにも社会において話題になることが多いから、自分の中で手札として用意されてるんですよね。
だから、もし何か質問された時にとりあえず反撃するためのカードとしてサッと取り出せる。
ただ、同時に無意識の領域に近い、デリケートな話題でもあるじゃないですか。だから時と場合によってはトラウマに近いものになっている・・っていうね。
やだ。重いわこの話題。
同じくバイトでもう1人山塚くんという人もいるのですが、こちらもいいキャラなので、ぜひ注目してみてください。
終わり。
Blender初心者がフィギュア作ってみた
こんにちは。
フィギュア・模型制作といえばZburshかCADだと思いますが、フリーのモデリングソフトとして不動の人気を誇っているBlenderを使ってフィギュア制作をすることにしました。
で、ポリゴンモデリング&スカルプトモデリング自体についてはいっぱい情報が出てくるのですが、3Dプリントを使ったフィギュア制作については情報が見つけにくかったので、ここに私の奮闘を書いておこうと思います。
今回は参考になったいろんなURLを貼るのですが、ここはわからなかったのでこうした!というのも書いていきます。一番参考にしたのは林田宗篤さんのこの一連のツイートです。
こんな感じ
— 林田宗篤 (@MuneatsuH) 2019年8月19日
ただの四角にサブディビジョンをかけて移動とスケールで調整
少ない頂点を移動してシルエットを整えることだけに集中できるのでブラシでゴリゴリ掘るより簡単です。 pic.twitter.com/DXBWShp3Ub
モデリング編
まず、プリントするために把握しておきたいこと
・裏面もちゃんと作る
・辺や面が交差してなくて現実には存在できない形ではないかチェックする
・Blenderで設定したスケールはstlに書き出したときちっさくなる
・全体的に薄いパーツを作らない(5mm以上の部分を確保)
それでは、実際にモデリングを始めていきましょう。
まずは必要なBlender用のアドオンを入れておきます。
アドオンっていうのは他のBlenderユーザーや運営(?)が公開してくれている追加機能です。
有料のものもありますが、今回は無料範囲でやってます。
形状の調整が終わったらBoolTool>AutoBoolean>Unionでメッシュを結合します。
— 林田宗篤 (@MuneatsuH) 2019年8月19日
BoolToolはアドオンです。 pic.twitter.com/DRutZlzt7n
今回私がデフォルト状態から使えるように変えたアドオンは
F2、Looptools、BoolTool 、3DPrintBoxの4つだけです。
で、一番最初に使うのがBooltoolですね。
Booltoolは割と扱いが簡単なアドオンでして、オブジェクトを統合したり減算したりできます。
それデフォルトの機能でもできるけど・・?
とは思いましたが、こっちを使った方が基本的には楽らしいです。
実感はまだできていない。
次に使うのがLooptoolsとF2。
この動画で二つとも出てきます。
髪の毛以外にもベルトとか細くて曲線状のものにも使えます
動画内で髪の毛はブッ刺しで作ってますが、フィギュア造形でもブッ刺しで問題ないです。
あとで頭のオブジェクトと髪の毛を一回統合するので。
Looptools、F2は次の仕上げの段階でも使うので必須ですね。
モデリング大体終わってプリントのためのデータ作成編
ブーリアン用メッシュで切り取る方法です
— 林田宗篤 (@MuneatsuH) 2019年8月23日
切り取りたい部分を包むようにパーツを配置してブーリアンで減算します
次に切り取られた方のメッシュを複製してブーリアンのOperationをIntersectに変更するとパーツを2つに分割できます
終わったらモディファイアをApplyします pic.twitter.com/tYJHFo22uo
この方法便利でした
ポリゴンモデリングにはCADと違うところとして裏と表の概念があるのですが、
ちゃんとオブジェクトの表面が表として設定されていないとブーリアンに失敗したり、
プリントする時にエラーが起きたりするので、モデリングが大体終わった頃に適宜直していきましょう。
私が参考にしたブログ記事↓
切断面をLooptoolsのフラット化で整えたら次はダボ付けです。
Solidifyモディファイアをかけて0.05~0.1mmくらいの厚みをつけてApplyします
— 林田宗篤 (@MuneatsuH) 2019年8月23日
内側のメッシュを選択して分離、法線を反転します
大きい方が減算(凹部)用、小さい方が加算(凸部)用です
2つのダボを重ねてエンプティに親子付けします pic.twitter.com/Rxq7wyB5ZN
これ、ソリッド化すると面の向きがめちゃくちゃになるのでうまくブーリアン結合できなくて私には使えませんでした・・。普通にスケールを拡大して大小のダボを作ったので大きな問題ではありませんでしたが。
パーツ分けできたお⭐️
FE3Hよりダークナイトの馬。(顔だけ)
色が同じになってますが上顎とか角とかもパーツ分けされてます
ここでBlenderからパーツごとにstlファイルを書き出して
天下の(Mayaとか出してる)AutoDeskが作ったフリーソフトなので安心してください。
分割が終わった胴のパーツをMeshMixerにインポートしたところです
— 林田宗篤 (@MuneatsuH) 2019年8月23日
31.1*26.2*33.9mmの大きさなのですが寸法がずれているのでスケールを1000倍にしてもう一度インポートしました pic.twitter.com/CCn2obapAM
大きさがずれているあるある
パーツ分けされている作品では致命的だと思われるので確認しましょう
あと、Blenderでどうしても直せない、どこで破綻しているのかわからないエラーは
MeshMixerのソリッド化や修復を使って直せます。
立ち位置としてはモデリングソフトとスライサーソフトの中間ですね。
ソリッドタイプやソリッドの精度、メッシュ密度を調整して更新するといい感じになります
編集>中空を押すと自動的に中空構造にしてくれます
— 林田宗篤 (@MuneatsuH) 2019年8月23日
厚さを1mm~2mmくらいにします pic.twitter.com/DAArraV5LY
中空構造について。レジンとプリンターの性能にもよるとは思うのですが私は複製作業中に原型が崩壊する原因になってしまいました。
ワァ....ワアアアア....
ショックすぎてちいかわになっちゃった。
これは外側のレジンにはちゃんと紫外線が当たっていて硬化できていたんですが、
内側のレジンに光が当たっていなくて十分に硬化できていなかった(ふにゃふにゃだった)ことによる失敗でした。
使うプリンターとレジンの情報をしっかり調べましょう。
詳しい人に聞くのが一番いいと思います。
プリントが終わった後
前後しましたが、これが印刷終わった素の状態です。
まずはサポート材をニッパーで切っていきます。プラモデル用の刃が薄いやつを使うと便利です。
その後、光造形でも積層痕は結構見えるので、丁寧にやすりがけしましょう。
私はできるだけ手作業でやすりがけしたくないので安いルーターを買いました。
Bigmanの3500円くらいのやつです。
参考にしたURL ↓
サフをスプレーして原型完成。
塗装用にピンを刺すための穴が空いていてもシリコン複製する分には問題なかったのでそのまま進めてください
気になる方はパテとか保育ねんどとかで埋めてもろて
シリコン型複製も一応練習したやつ。原型崩壊してるけど
レジン原型は劣化が激しいものもあるので複製しとくに越したことはないですね。
型の作り方はBlenderも3Dプリントも関係ないので他で見て貰えばと思います。
表面の気泡はシアノンという粉入り瞬間接着剤で対処しました。
バリとって完成です。
感想
3Dプリンター、楽しい。
複製、楽しい。
ウェレガトというキャラクターについて-宝石の国12巻感想-
宝石の国にはウェレガト(ヒメ)(カンゴーム)(ゴースト)(アンターク)というキャラクターがいる。
多分読者の中でこの子がやっていることを全肯定できる人は少ないだろう。そういう憎まれ役的なキャラだ。特に10巻〜12巻では
しかし、私は10巻ぐらいまではウェレガトの行動についてある程度の納得を得て、結構好きなキャラだなと思ってさえいた。ただ、12巻を読んで(特装版の冊子も読んで)やっぱ「嫌い」になってるかもな・・と思った。
好きな作品に嫌いなキャラがいるのは辛い。おっとりとした性格だから
というわけで、今回はウェレガトの精神分析を順を行うことで(専門家ではないので、適当です)12巻の行動に至るまで納得を得たいと思う。
①黒い中の子時代
彼の暗黒時代と言えるだろう。
ゴーストは決して悪い石ではないが、しかし体の主導権を奪われているというのは辛い。暴力である。
ゴーストの性格に関わらず、ウェレガトの一挙一動に他者の許可が必要な状態は人間社会で例えていうなら過保護な親と子供のような問題を抱えているのだろうが、物理的に離れられない分も含め深刻である。いや過保護も深刻だけど
金剛はなぜ最初から分離しなかったのでしょうか。技術的に不安があったのかな
②カンゴーム時代
暗黒時代ではないと思う。
ただ、私はここで不自然を感じた。それは作中でエンマに指摘されたようにゴーストの存在によるものだと思うが
「解放された喜び」が描かれていないのだ。
いや、ゴーストがいなくなったことはウェレガトが一番辛かっただろう。しかしその憂鬱と共に身体の自由が訪れているわけで。多少はその複雑な感情が描かれていないと物語として欠陥していることになってしまうと思う。
実際には解放されていなかったというオチ。
しかしゴーストが残した意思はウェレガト自身のラピスに対する執着をフォスに重ねる、というただ一点のみだと思う。
ラピスに対する思いは早まって三機同時出現に突っ込むあたり、ゴーストと同等以上だと思うので。
③ヒメ時代
バンザイ☆VIBA☆解放☆
ラピスに対する好意とフォスに対する好意を重ねたゴーストの残滓により、フォスに対する異常な献身をしていたウェレガト。大事だったはずのラピスの頭まで捧げてしまうわけだ。眼の中のゴーストがラピスとフォスを同一視してるから。
(ウェレガト単体ではラピスとフォスを同一視していなかったと思われる。)
で、月でエンマの助けを受けついにゴーストからの完全な解放を果たす。
これは気持ちいいですよォ!
多分、ゴーストの喪失と共にゴーストの意思から解放されていたら、ウェレガトもウェレガトなりにフォスを守っていたはず。ゴーストはウェレガトにとって大きな存在ではあるので、ゴーストにとって大切なフォスを守るぐらいはやると思うのだ(最後の言葉でもあるし)ラピスの頭はあげなかったと思うけども。
でも実際はそうはならなかった・・。実際には
FEVER
だったわけだ。
ここでも不自然に感じる点はあって、解放以降ウェレガトはフォスに対する執着だけではなくラピスに対する執着も捨ててしまったのである。エンマお前何をした?
この疑問は今に至るまで解決できていません。だからウェレガトに対する気持ちが整理できないのですが・・。
でもゴーストがいなくなったことがウェレガトの自由な石生に貢献したということが描かれて嬉しかった。死を描いている。死んでないけど
④ウェレガト時代
月人になれて君はよかったね。
ウェレガトは一貫してフォスとゴースト以外には優しい。
そして自由と幸せを得たことでゴーストにも優しくなっている。
ゴーストがウェレガトを閉じ込めていたのは「天災」だからね。
フォスは過去にウェレガトのゴースト部分に付け込んでるからな・・。優しくしなくてもいいです。
しかし宝石(と肉)が月人の悲痛なわがままによって消えるのはどう思ったのだろうか。その辺は同化政策がうまくいってしまったのですかね
なんか辛くなってきたな
でも全て終わったことです。
ウェレガトの石生が(人生っていった方がもはや正しい気がする)我慢や過去への後悔に満ちたものにならなかったならよかった。